疲労困憊
イヤー、疲れた疲れた。
何がとは言わないけど。
とりあえず身体の節々が痛んで痛んで仕方が無い。早く治りますように。
さて、明日はバレンタインデーな訳だが、物臭な私は手作りなんかする訳がない。適当な店で300円程度のものを人数分買って済ませてしまう。
そもそも何故バレンタインデーにチョコを贈らねばならんのだ。別段恋焦がれている人もいる訳でもあるまいし(いなくはないけれど、手の届かないような人だからノーカン)。
いっそ何もしない方がマシなのでは、なんて事を思いながらも淡々とチョコを1箱ずつ袋に入れる。友チョコ義理チョコごときに憂鬱になっている。たかがチョコ、されどチョコ。
自分が女子校という道に進んでいなければどれほどの本命チョコを用意出来ていただろうか。そんなことを考えて、また憂鬱になる。
バレンタインデーなんてもう懲り懲りだ。
訪れるべき人にだけ訪れますように。
またどうでもよい話を長々と...。
さて、本日の一曲。
『孤島の鬼』。
しばらくの間有頂天の曲ばかりを取り上げていたから、久々に紹介すれば新鮮なのではないだろうか。
...ア、『日本印度化計画』紹介してたかも。
それはさて置き、今日は江戸川乱歩作品を(現在所持している全ての分だけ)読破したので、少し乱歩の話もしたいと思う。
前に話したように、探偵小説嫌いの私が初めてちゃんと読んだ「孤島の鬼」。今からだと少し前になるが、しっかり読破した。
恐らく、また読みたくなる作品だろうと思う。
まさか、こんなにも面白いとは思いもしなかった。冗談じゃなく、本当に頁を捲る手が止まらない。
そしてその他に、「人間椅子」、「パノラマ島綺譚」等を読破。どれも"つまらない"という感想はとても出て来ない程の面白さだった。
ぶっちゃけ、ハマった。
もっと読みたいのだが、どうやって本を手に入れようか...というところである。
とりあえず明日の朝図書室にでも借りに行こうかな。
そろそろ曲の話もしていこう。
この筋肉少女帯の『孤島の鬼』は、(メジャーデビューしてからの)1stアルバム「仏陀L」に入っている曲である。
もちろんインディーズ盤にも、『から笑う孤島の鬼』というタイトルで(曲自体はメジャー盤とは少し違って)入っている。
何と言っても、最初の語り。圧巻。
筋肉少女帯の初期曲には何かしら惹き込まれるものがある。もちろん後期も現在も好きだが。
オーケンの怪鳥音は必聴。これは初期のオーケンだからこそ出せた独自の音程での独自の歌声である。歌の上手い下手だなんて言ってられなくなる。
第一、私は歌の上手い下手なんかどうでもよいと思うのだ。声が出ているか否か、それが唯一気になるだけで。
仮に歌が上手くとも、ハスキーだとかダミ声だとかいう、声に特徴がなければあまり私は心に響かない。
要は好みの問題なのだろうが、歌は個性だと私は思う。バンドなら特に。
個性の無い歌を歌うぐらいなら、ボーカルなんか向いてないんじゃあないのか。
世間でもよく言われている事だが、カラオケでの上手さと本当の歌の上手さは全く別物だ。
知人などでも実際あったらしいのだが、カラオケで抜群に上手かった人がバンドのボーカルを務めた途端に"上手さ"が消失してしまったのだそうだ。
恐らく原因は【声量】、【感情】によるものだと思う。
当たり前の事だが、声量がなければ例えマイクを通しても声は通らないし、無感情で歌っていれば当然、感動や伝えたい歌詞も伝わらない。
本当に上手いと思われる歌い方をするにはこの二つが重要なのではないだろうか。
私も普段カラオケやバンドでコーラスをしなければならない時なんかは、どんな短いフレーズであっても必ず意識している。
そうする事で、黙って聴いている相手を"上手い"と言わせる事が本当に出来れば良いのだが。
また話が脱線した。日に何回脱線するんだ。
アア、もう明日が早いから寝なければ。
バレンタインと、本を借りるために早く寝よう...。
おやすみなさい、良い夜を。